#6「JING in 第7監獄(セブンスヘブン) 」 | ||||||||||||
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- アリとキリギリス
[キャラ]冒頭の護送車の中にいるキリギリス
4巻のセブンスヘブン編でジン達がセブンスヘブンに行くバスの中でおびえているやつがアリとキリギリスのキリギリスに思もうですけどだれか知ってたら教えて下さいそれっぽいことが、新装版の5or6巻の後ろについてる設定資料(?)に書いてましたよ。手元にありましたら確認してみて下さいな。
突然割り込みですが実はあのキリギリス(?)さんが食おうとした毒はたぶんかとりせんこうです(看守がモスキート級の毒っていってたし形も蚊取り線香だ)割り込みしてすいません
あ、確かそれも新装版の後ろについてる設定資料(?)に書いてましたよ。セブンスヘブンってことは6巻かな?(←違ってたらすいません)機会がありましたらご確認下さい♪セブンスヘブンは4巻だったと記憶しているが?
あ、言葉が足りなかったですね。すいません。
新装版の5・6巻に載ってる設定資料集(?)のことです。5巻に載ってるラストの人名がマラスキーノだった気がしたので。蚊取線香云々は6巻の資料集に載っているのでは、と思ったのです。(kaza,燈音,落ち武者,ちはる)
- カンパリ
[人物]夢玉使い
カンパリって言うのはたしかコチニールって言う虫を使って作るお酒の名前だったと思うんですけど・・・
着色されて赤って言うかピンクって言うかみたいな色になるんだそうです。
ある意味飲みたくなくなりそうな製造方法ですね。
まあ、コチニール自体は米粒よりも小さいんですけどね・・・気持ちの問題ですか。(寒月)
- マラスキーノ
[人物]セブンスヘブンの所長
ご存じ、セブンスヘブンの所長さん。
名前のモデルは、マラスキーノ酒という野生サクランボのリキュールの名前。
また、このお酒に漬けたサクランボを指すこともあり、これはお菓子や飲み物の飾りに使われる。ここからはあくまでも予想だが、
語感から『モスキート』を連想させるので、冒頭で毒薬が蚊取り線香型だったり、
吸血の意味からヴァンパイア=コウモリとしたのかも知れない。
まぁ、ここの部分は聞き流してください。なるほど、それでセリフが「こんなモスキート級の毒薬で〜」なのですね。納得しました。
あの衣装は映画「ストリートファイター」にでてくるラスボス「バイソン将軍」(ゲーム中では「ベガ将軍」)の衣装そのままっぽいです。
でも飲もうとしてたのはキリギリス(^^;。
帽子の勲章飾りが羽根のついた十字架になっていたり、と細かいところは微妙にかえてありますが、一度見てみるときっと面白いでしょう。
(顔つきも、あのワシ鼻なとこまでそっくりでした。熊倉先生の観察力にはびっくり!!)
ちなみにP71で怒った顔はゲーム『VAMPIRE』登場キャラ「デミトリ」にかぎりなく似てるという…(笑)。
映画中でのその将軍には、ドイツ・ナチス時代のヒトラーを意識したキャラ作りが見受けられ(そもそもストーリー自体「世界征服を企む独裁者」対「アメリカを中心とした連邦軍」という設定なので)本編のマラスキーノ所長の独裁者的な所などいくつか共通しているかなー、とか思います。
(…ちょっと発言するのが怖くなってきたかも…。)
ちなみに最後に墜落する時のはバッ◯マン…ですね。(うなばらひどり,生がわきのミイラ)
- メダルド子爵
[人物]カンパリの夢玉から現れる脇役
イタロ・カルヴィーノの「まっぷたつの子爵」からきていると思われます。戦争で体がまっぷたつにふっとんでしまったメダルド子爵が大悪人になって右半分だけ帰ってきた!
イタリアの作家イタロ・カルヴィーノ(1923〜1985)の『まっぷたつの子爵』の主人公。
やがて大聖人な左半分も帰ってきて・・という話(らしい)。
・・大体の人は知っていそうですね。
彼はトルコ戦争でまっ二つになってしまう。故郷に帰って来た右半身は子爵の悪い半分だった。彼は動物をまっ二つにしたり罪人を片っ端から縛り首にしたり悪行を尽くす。そこへ左半身が帰って来る。こちらは子爵の善い半分だったが、あまりにも善良すぎた。極端な善と悪の中で民衆は困り果てる。
そして両方の子爵は羊飼いのパメーラという娘に恋をして決闘に至る。相打ちになった両半身は包帯で一つに巻かれ、もとのメダルドに戻る。
『木のぼり男爵』『不在の騎士』と合わせ「われらの祖先三部作」とされている。だからGB版でメダルド右&メダルド左&ホワイトテトラのトリニティの名前がカルヴィーノなのですね。
(いちご同盟,shun,ばると)
- 悲しき玩具
[言葉]カンパリ
「夢玉という悲しき玩具を使って・・・」の「悲しき玩具」
これは石川啄木の歌集「悲しき玩具」からきていると思われます。(いちご同盟)
- 人形
[言葉]夢の中で人形が発していた言葉
ベネディクティンの腕を掴む人形の言葉は何か意味があるのかな?
あの言葉は、あの話のために熊倉先生が考えた言葉で、意味は不明だそうです。確か新装版のどこかにそんなことが書いてあった気がするんですけど...よく覚えてません...。(Phantom,燈音)
- セブンスヘブン
[言葉]監獄の名前
『この上なく幸せな状態』
be in seventh heavenで『天にも昇る心地である』
あの収容所の場合、本当に昇ってしまいそうな感じがする。(うなばらひどり)
- ベネディクティンのループ
[シーン]ベネディクティン
[出展]
『街の神秘と憂愁』(Giorgio de Chirico)ジョルジオ・デ・キリコという芸術家の描いた絵
彼の作品の中に「ヘクトールとアンドロマケー」という絵画があったのですが、
そこに描いてあったのが、夢の牢獄でジン達を集団で追ってくるマネキン(?)にそっくりでした。
他にも彼の絵をいくつか見ましたが、夢の牢獄の最初の方のシーンの風景と雰囲気がよく似ていたので、
おそらく熊倉先生はこのときに彼の絵をかなり参考にされて描いたんだろうと思います。(EMERALD,生がわきのミイラ,じゅん)
- motherless child,sometimes I feel like a motherless child
[シーン]護送車の中でJINGが歌っている歌
有名な歌のようでいろんな人がカバしています。
1969年のカルメン・マキのヒット曲「時には母の無い子のように」は寺山修二作詞だそうですが関係はあるのでしょうか。有名な黒人霊歌のひとつです。
時には母のない子のような気持ちがする、遠く家を離れていると・・・。
ジンの境遇にも重なりますが、カンパリが故郷を思う気持ちにも共鳴(?)していると思われます。
胸をしめつけられる程、悲しく、そして美しいスピリチュアルです。
遠く故郷を離れて異郷に辛い労働を強いられる黒人の、
母を失った子供のような心細さ、淋しさと悲しさ、切ない郷愁の念が、
ごくシンプルな詩とメロディーの中にあふれています。(shun,柊ほゆる)
- あれは何語だろう?
[その他]ジンが、ランプと人形探すシーン
(ベネディクティン再登場のちょっと前)ありますよね?そのどこかのコマで、開かれた本が描かれてるんですよ。で、奥の方のページの第一行目が確か「Dear Readers」...多分あの本の文章は読者へのメッセージになってると思うんですけど(奥のページと手前のページで大体単語数が同じなので同じ内容が書いてあるのだと思います)、全部完全に文字が読める手前のページ、英語ではないんですよ。何語だか分からないので調べようがないし...どなたか分かりますか?
それにしても、一体熊倉先生は何ヶ国語分かるんでしょうね?(^^;)(燈音)
- 新聞
[その他]小物
王ドロボウムショ入りの新聞は日本国内で印刷されているようです。
Printed in Japanと書いてありました。「JING IN JAIL」の新聞を配っていたキャラの頭部、 「FRIDAY」はやっぱり芸能人をスクープしまくるあの週刊誌から来てるのでしょうか?
...さて。多分例の雑誌でしょう。そうじゃなかったら...13日の金曜日...とかですかね?悪夢つながり(おい)。(ソラ,Phantom,燈音)