注 釈 |
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アニス
セリ科のハーブ。地中海東部・エジプト原産の一年草。種(アニスシード)を用いる。アネトールという甘やかな芳香(日本人には「薬臭い」と感じられがちですが)成分を含んでいる。同じくアネトールを多く含み、同じような香味があるのがスターアニス。モクレン科の常緑樹の実で八角の突起があることから「ハッカク」の名があり、中華料理によく用いられる。
どちらもアニス酒やパスティスの原料になる。
アブサン(Absinthe)
独特の香味はにがよもぎによるもので、酒名はにがよもぎの学名アルテミシア・アブシンティウムからつけられている。イマジネーションを生む酒として画家や作家など芸術家に愛飲されたと言う。アブサンを溺愛した芸術家達にはピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、ドガ、モネ、ロートレック、ランボー、
モーパッサン、ボードレール、ヴェルレーヌ、ヘミングウェイらそうそうたる名前が並ぶ。
しかしアブサンを常飲するとニガヨモギに含まれるツヨンという精油のために神経が冒されることが分かり、1907年にはスイス、1915年にはフランスで製造・販売が禁止され欧米諸国もこれにならった。
アブサンの禁止後、これに変わるものとしてアニスやリコリス(甘草の根)の香味をつけたパスティスの生産が盛んになった。これらパスティスもアブサンと同じく水を加えると濁るのが特徴。
長らく密造を除いて地球上に存在しない幻の酒であったが、2000年にツヨンを化学的に除去し規定量
以下にすることで「アブサン」が復活。ただし密造などで本物のアブサンを飲み続けてきた愛好者の評価は非常に低い。
アペリティフ
食前酒のこと。欧米では食事の前に一杯の酒を飲む習慣がある。食欲を増進し、胃の働きを活発にする目的で飲まれる。
カンパリソーダ、シャンパン、デュボネなどがよく用いられるが、アメリカ人にはマティーニを選ぶ豪の者も少なくないそうだ。逆に食後に飲まれるのはディジェスティフ(アフターディナーカクテル)。
ソーテルヌなどの甘口ワイン、アレキサンダーやグラスホッパーなど甘口のカクテル
は極上の「飲むデザート」。
甘味のないカクテル
ウィスキーだけで作るウィスキー・オン・ザ・ロックス(これも立派なカクテルです)、ウィスキー+ドライジン+ブランデーで作るサンダークラップ(雷鳴)などがあります。
エキス分
Extract。リキュールなどに使用される単位で、酒に含まれる不揮発成分の量
を表している。日本では「温度15℃のとき、100ccの酒類に含まれる不揮発性の成分が1gあるとき、エキス分1度とする」と定められている。つまり酒を火にかけてアルコールや水分を蒸散させ、蒸発せずに残ったものの量
。リキュールの場合はイコール糖分量と考えて良い。
なお、エキス分2度以上のものが酒税上のリキュールと規定されるため、わざとキルシュワッサーなどに砂糖をわずかに添加してリキュール規格にすることがある(ブランデーよりリキュールの方が酒税の税率が低いため)。
オー・ド・ヴィー
ラテン語のアクア・ヴィテ(命の水)を直訳したフランス語。ちなみにウィスキーの語源とされるゲール語のウシュク・ベーハー、ウオッカの古い呼び名ズィズニャ・ワダ、北欧のアクアビットなどは全てアクア・ヴィテから来たもので、これらの言葉は全て同じ意味と言って良い。
フランスではフルーツワインを蒸留したもの(フルーツブランデー)をこう呼び、オー・ド・ヴィー・ド・スリーズ(チェリー)、オー・ド・ヴィー・ド・フランボワーズ(木いちご)などがある。マールも正式には
オー・ド・ヴィー・ド・マールとなる。
オールドファッションドグラス
ウィスキー等のオンザロックに使われるグラスで、日本では一般
にロックグラスと呼ばれている。名前は「古風な」の意味で、タンブラーの原型とされている。
オンス法
メートル法が国際規格化され、諸国がメートル法の実施に向かっているのに未だにかたくなにオンス・フィートを使い続けているのがアメリカ。確かに僕らもいきなり「130フィート位
の高さかな」と言われてもイメージ出来へんなあと思うが世界の趨勢にはちっとは従え。
ちなみにアメリカはUSガロン、イギリスはインペリアル・ガロンという名称が同じ(ガロン、クォート、パイント、オンス)で量
が違うややこしい単位を使っている。
カクテル
狭義で「カクテル」という場合はショートカクテル(ショートドリンクとも言う)を指す。カクテルの花形と言えるショートドリンクは、カクテルグラスなどの脚のついたグラスに注がれ、あまり時間をかけずに飲まれる飲み物のこと。これに対し、氷を入れて長く冷たさを持続させたり熱い状態で飲むもので大型のグラスに注がれるものをロング・ドリンク(ロング・カクテル)と言い、フィズやオンザロックス、エッグノッグなどが含まれる。
ちなみに「カクテル(COCKTAIL)」の語源はミックスドリンクを混ぜるのに使われた木の枝が雄鳥の尻尾(コック・テイル)に似ていたから、と言うのが
最も有力な説。(その他、メキシコの古代王朝の皇帝に寵愛された美女コキトルの名からなど諸説あります。)
カクテルの技法
カクテルを調製する技法にはシェーク、ステアという専用の用具を使って混ぜ合わせるものと、最近多くなって来たグラスに直接作り込むビルドがあります。タンブラーやオールドファッションドグラスを用い、氷を入れて材料を注いで混ぜる(ステアする)ことによって調製されるシンプルな技法がビルドです。
カクテルのライト・ドライ傾向
近年、ヘルシー志向とあいまってかカクテルが全体的にライト・ドライに向かう傾向が強くなっています。辛口カクテルの代表であるマティーニもジン:ベルモットの比率が以前は3:1から5:1であったものが6:1から7:1位
のものがスタンダードになっているのではないでしょうか。ラスティネイルやゴッドファーザー等スピリッツ+リキュールのシンプルなカクテルも以前は等量
づつのレシピが基本でしたが最近のカクテルブックでは2:1〜3:1のレシピにするのが流行りになっているようです。
キック
カクテルのアルコール度数の強烈さを表す表現。 「キックがある」「キックが強い」というとアルコール度数の高い強烈なカクテルである、という意味。またアルコール抜きで作ることを「ウィズアウト・キック」とも言う。
有名なモスコー・ミュール(モスクワのラバ)はウォッカによるキックの強烈さをラバの蹴りに例えてつけられたカクテル名。
吟醸酒
越後・湯沢の水のような飲み口で超有名な地酒は国税局に「お前とこそんなによーけ造ってほんまに吟味しとると言えるんか」と突っ込まれてこっそり吟醸酒の看板を外したとそこの営業さんが言ってました。地酒の本を見ると「吟醸タイプの普通
酒」とわけの解らない解説をされています。
クレーム・ド・〜
Crème(Creme)は英語のクリームに当たるフランス語で、「濃厚なクリーム状の液体」の意味。リキュールの内、糖分が1リットルあたり250g以上含まれるものが「クレーム・ド・〜」と名乗ることが出来る。ただしカシスだけは1リットルあたり400g以上の糖分が含まれるもののみクレーム・ド・カシスを名乗ることが出来ると定められている。
一般にはクレーム・ド・○○=○○リキュールと考えて良い。
コーディアル
アメリカではリキュールの代名詞として使われている言葉。イギリスでは果
実飲料に甘味料やスピリッツを加えたものを言い、リキュールや甘味付けをしたフルーツジュースのことを指す。ライム・ジュース・コーディアルとは甘味をつけて保存出来るようにしたライムジュースのこと。
サイドカー
ブランデーベースのショートカクテル。第一次世界大戦中、サイドカーで乗りつける将校たちに供したことからカクテル名がついたと言われている。ベースを他のスピリッツに変えたバリエーションカクテル(ベース+コアントロ+レモンジュース)も多く、ジン(ホワイトレディ)、ウォッカ(バラライカ)、ラム(XYZ)などがある。テキーラベースのマルガリータもこれのバリエーションと言っていい。(テキーラのくせの強さに合わせ、レモンをライムジュースに変えてある)
猿酒
日本に限らず、猿などの動物が果物を木のうろなどに蓄えておいて果
実酒を造るという伝承は多くある。
おそらく猿にその意図はなくとも、隠しておいた果物が発酵して酒になり、猟師などがそれを見つけた、ということは考えられる。また果
物の表皮には必ず野生酵母が付着しており、熟して果実中に酵母が入りこんだ時点からアルコール発酵が始まり、条件がそろえば酒になる。
シェーク
カクテルの基本的な製法の一つ。シェーカーと呼ばれる容器に氷と材料を入れ、強く振ることで一気に冷やして材料を混ぜ合わせる目的で行われる。ステアとの違いは空気が細かい気泡となってカクテルに混じり込むことでまろやかで厚みのある味わいが表現出来ること。また、ステアでは混ざりにくい比重の大きく違う材料も完全にミックスすることが出来る。
シェークのコツはシェーカーの上下に氷をなるべくぶつけないように振ること。氷が強くぶつかると砕けて溶けやすくなるためカクテルが水っぽくなる。バーテンダーがシェーカーをあっちに振ったりこっちに振ったり複雑な振り方をするのもこのため。
単に格好をつけてる訳ではありません。振る方向の数により、2段振り、3段振りなどがある。
ジン
ジンは大きく分けてオランダ・ジン、ロンドン・ジンに分類される。オランダジンはやや甘味を感じるくせの強い酒で、カクテルベースに向かず冷やしてそのまま飲まれることが多い。ドイツのシュタインヘイガーもオランダジンと同類の酒。
ロンドンジンはロンドン・ドライ・ジンとも呼ばれ、すっきりした辛口の味わいが特徴。スピリッツの中でもブランドによる個性が最も大きいのがジンで、まともなバーなら少なくとも3、4銘柄は常備してあるはずだ。
ちなみに筆者はマティーニならゴードン、ジントニックならボンベイ・サファイア、冷凍庫でキンキンに冷やしてストレートならブードルズが良い!と思う。
スノースタイル
マルガリータ、ソルティードッグなどで塩や砂糖をグラスの縁をレモン汁などでぬ
らしてまぶし付ける技法。 ちなみに完全な和製英語で、欧米ではrimmed with salt(sugar)と表現される。
チェリーブランデー
赤い色が特徴で、最も有名なのはデンマークのチェリー・ヒーリング(ピーター・ヒーリング)。ブランデーと呼ばれているが実際にはリキュールであり、チェリーから造るブランデーはキルシュワッサーと言う。
トロピカルカクテル
明確な定義は無いが、日本では要するにトロピカルな雰囲気を感じさせるものはトロピカルカクテルと呼ばれている。スタンダードではマイ・タイ、ピニャコラーダなどが有名。大型のグラスを使う、花や果
物などを派手に飾る、クラッシュドアイスを詰めるなどが特徴か。
やはりベースは南国の酒・ラムが多いようだ。
ノンアルコールカクテル
アルコールを使わないカクテルというのは実はけっこう多くあり、 見た目には普通
のカクテルと変わりないので、バーなどでもうお酒は飲みたくないという時に重宝します。
ちなみにアルコール度数が1%未満の飲み物は酒税法でも酒と定義されないため、ノンアルコールドリンクとされているものにも風味付けに何滴か酒が入っているものもあります。アルコールにアレルギーのある人は注意して下さい。なお、スタンダードのシャーリー・テンプルはノンアルコールですが、関西(特に京都)ではカシスにオレンジとソーダを加えた全く別
のカクテルをこう呼ぶ傾向があります。(一説によると祇園で生まれたレシピだそうです)
バーマン
いわゆるバーテンダーのこと。ちなみに「バーテン」と呼ばれるのは蔑称と受け取るバーテンダーもいるのであまり使わないように心がけたい。「バーテンさん」と呼ぶ人もいますが、これは警察官に向かって「ポリさん」と呼ぶようなもので正しい呼称とは言えません。
バイオレットリキュール
ニオイスミレ(スイート・バイオレット)の芳香を溶かし込んだリキュールで、パルフェ・タムール(完全なる愛、英語で言えばパーフェクト・ラブ)とも呼ばれる。
紫の高貴な色合いに人気があり、これとジン、レモンジュースで作るブルー・ムーンというカクテルが有名。ただし現在は着色料の種類が制限され、鮮やかな紫色を出しにくくなったためかブルームーンも以前ほど人気のあるカクテルではなくなっているようだ。
白酒
中国酒には日本の焼酎にあたる白酒(パイチュウ)、日本酒にあたる黄酒(ホアンチュウ)等がある。白酒はコウリャン、米、小麦、豆、とうもろこし等を原料に中国独特の固体連続発酵法(日本酒のような「もろみ」ではなく、餅状の半固体の状態で発酵させる)で生成したアルコールを蒸留したもの。代表銘柄はふん酒、茅台酒など。黄酒は文字通
り黄色みの勝った色のついた酒で日本でも古くから老酒(ラオチュウ)の名で親しまれている。代表銘柄は紹興酒。日本酒との最大の違いはデンプンの糖化にコウジカビではなくクモノスカビを用いること。
ピーチリキュール
新鮮な桃の香味をうつし取ったリキュール。最も有名なのはオランダのデ・カイパー社が1985年にアメリカで発売したオリジナル・ピーチツリー。白桃と黄桃のエキスから造られるこのリキュールはファジーネーブルの流行により爆発的な人気酒となった。発売当時の名称はピーチツリー・シュナップスだがほどなく改称された。シュナップスはドイツなどで造られる蒸留酒の一種でピーチシュナップス=ピーチリキュールと考えて良い。
なお、アメリカを代表するリキュールであるサザン・カンフォートもピーチリキュールの一種。
ちなみに「ピーチ」とは中国原産の桃がペルシャ(現在のイラン)経由でヨーロッパに伝わったため、「ペルシャ」が変化してつけられた名前。
プースカフェ
酒の比重の違いを利用して、グラスの中に数種類の酒を積み重ねるカクテルの総称。
七種類のリキュール・スピリッツを積み重ねる色鮮やかなレインボー、ニューウェイブカクテルのオーガズムやB−52などがある。飲み方は一気に口の中に放り込んで飲み下す(シューター・スタイル)のが正道とされているが、オーガズムなどはちびちびと味の変化を楽しみながら飲むのも乙なものだ。アメリカ(特にNY)ではオーガズムなどのプースカフェをテスト・チューブ(試験管)で出すことが流行しているらしい。
ブラッディマリー
ウオッカとトマトジュースで作るカクテル。好みでウスターソース、タバスコ、ペッパー、セロリ・ソルトなどを加えてもよい。欧米のバーでは飲み手が好きな味に調製出来るようにこれらの調味料を添えて出すことが多いようだ。カクテル名は16世紀半ばのイングランド女王メアリー1世に由来しているという。彼女はカトリック復興のため、プロテスタントを弾圧した。そのため「血塗れメアリー」と恐れられたと言う。ベースをジンにするとブラッディ・サム、テキーラだとストロー・ハット、アクアビットならデニッシュ・メアリーになる。
フルーツワイン
一般に「ワイン」といえばブドウから造られた「グレープワイン」を指すが、糖分のある果
物であれば何でもワインになる。一般的なのはりんご(シードル)、キウイワイン、ブルーベリーなどのベリー系ワイン(いちごワイン、フランボワーズワインなど)。
ただし、フルーツワインと銘打っていても実際にはそのフルーツは香味付け程度でベースはグレープワインというものも多い。
フレーバードワイン
ワインに薬草や香辛料、フルーツなどの香味をつけたもの。ヴェルモット、キナ・リレー、デュボネなどのアペリティフワインが含まれる。
アロマタイズドワインとも呼ばれるが、どちらもフレーバー・アロマ(香り、香味)をつけるという意味から。
プレミックス
その場で調製されるカクテルに対し、あらかじめミックスしたものを瓶詰めして販売されているものをプレミックスタイプのドリンクと呼ぶ。代表的なものがサントリーのカクテルバーだが、「ちょっと待て!それは○○とちゃうぞ!」と突っ込みたくなるようなでたらめなレシピ解釈をされているものがある。海外にもミントジュレップ、キール、マルガリータなど有名カクテルのプレミックスがあり輸入されている。
ホワイトスピリッツ
スピリッツとは蒸留酒の総称で、広義ではブランデー等も含まれるが一般
にはホワイトスピリッツを指すことが多い(ブランデー、ウィスキーなどの樽熟成による色がついたスピリッツに対し、無色透明なスピリッツをホワイト・スピリッツと呼ぶ)。
なお、フルーツから造られるものは無色であってもブランデーに分類される。
ホワイトスピリッツはくせが無いためにカクテルベースとして使いやすく、近年消費の伸び悩むウィスキー・ブランデーなどに変わって人気上昇中。
ちなみに世界4大スピリッツとはウォッカ、ジン、ラム、テキーラを言う。
薬草系リキュール
もともとリキュールというのが不老不死の妙薬(エリキシル)を創ろうとして研究されたものだけに薬草を漬け込んだり一緒に蒸留したりして造る薬草系リキュールはヨーロッパには数多くある(フルーツ系リキュールというのはリキュール界では新顔の部類に入る)。
残念ながら日本人には「薬臭い」「変な味」「歯磨き粉か胃腸薬みたい」と片づけられてしまうことが多いが歴史のあるものだけにはまるとたまらなく旨い。
薬草系リキュールのうち、カンパリなどオレンジ果皮やりんどうの根(ゲンチアン)などの苦味を味わいの主体とするものをビター系と言う。
ラム
世界4大スピリッツの一つでカリブ海に浮かぶ西インド諸島で生まれた酒。カリブ海の島々やジャマイカ、キューバ、中米のグアテマラ、ニカラグアなどで生産されている。原料はさとうきびの搾り汁から砂糖を取った後の糖蜜(モラセス)だが、さとうきびの搾り汁をそのまま用いるものもある。度数は高いが甘やかな香りが特徴。他のスピリッツと同じくカクテルには樽熟成しないホワイトラムを用いるが長期熟成された素晴らしいものも多い。色あいによってホワイトラム、ゴールドラム、ダークラムに、味わいによってライトラム、ミディアムラム、ヘビーラムに分かれる。
リキュール
スピリッツに薬草やフルーツなどの香味を配合した酒で、酒税法上では混成酒に分類される。非常に強い甘味がつけられているものが多い。鮮やかな色合いから「液体の宝石」と呼ばれ、カクテルの材料として欠かせないもの。原料から薬草系・果
実系・種子系・特殊系に分類される。
レディキラー
口当たりが良く、飲みやすいのに意外とキックのあるカクテルをこう呼ぶ。スクリュードライバー、ソルティドッグなどウオッカベースにフルーツジュースを加えたカクテルが代表格。ロングアイランドアイスティーやゾンビーを勧める男性も要注意。